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少年世代のコンディショニングとアルクの役割

大会シーズンを戦い抜くために「整える」ことを当たり前にする

大会シーズンは子どもたちにとって特別な時間です

大会シーズンは、子どもたちにとって一番楽しみで、一番頑張りたい時期ですよね。週末ごとに試合があって、平日は練習。仲間と一緒にボールを追いかけて、勝った喜びや負けた悔しさを味わう。そういう経験は、成長期の子どもにとってかけがえのない財産になります。

でも、その一方で「毎週試合がある」という状況は、身体にも心にもかなりの負担をかけています。疲労が抜けきらないまま次の試合に臨んだり、練習メニューが曖昧で強度の調整ができなかったり、セルフケアが習慣化できなかったり。そういう小さな積み重ねが、怪我やパフォーマンス低下につながってしまうんです。

ここで大事になるのが「コンディショニング」という考え方です。練習や試合を頑張ることと同じくらい、「整えること」に時間と意識を向ける。これができるかどうかで、大会シーズンを乗り切れるかどうかが変わってきます。

アルクは、この「整える」を地域に根づかせる拠点になりたいと考えています。

1 毎週試合があることのリアルな影響

身体への影響

試合って、練習よりも強度が高いんです。予測できない動きや接触も多いし、全力で走る回数も増える。だから、筋肉や関節へのダメージは練習の比じゃありません。しかも、それが毎週続くとなると、疲労が抜けきらないまま次の試合に突入することになります。

成長期の体はまだ未完成で、骨や筋肉のバランスも不安定です。だからこそ、疲労が蓄積すると「成長痛」や「オスグッド病」みたいな障害につながりやすいとされています。

心への影響

精神的な負担も大きいです。大会シーズンは「負けたら終わり」という緊張感が続きます。学校生活や勉強との両立もあるので、心身ともに休まる時間が少なくなります。結果として、集中力が落ちたり、試合の入りで動きが重くなったりします。ここではご家庭の役割が大きくなります。自宅でどれだけ心の休憩が出来るかが鍵です。

2 練習メニューの曖昧さが生むリスク

少年世代の練習は、どうしても「経験則」や「昔からのやり方」に頼りがちです。科学的な裏付けや個々の成長段階に合わせた調整が不足していることが多いですよね。

例えば、大会直前なのに走り込みをやってしまったり、疲労が溜まっている子にも一律で同じメニューを課したり。これでは、せっかくの試合で力を発揮できません。

さらに「練習量が多いほど強くなる」という考え方がまだ根強く残っています。でも実際には「質の高い練習」と「適切な休養」の両立が大切なんです。練習メニューが曖昧なままだと、このバランスが崩れてしまいます。

3 セルフケアの難しさ

セルフケアの重要性を理解している選手は少ないです。ストレッチやアイシング、食事管理といった基本的なことでも、なかなか習慣化できません。

理由はシンプルで、「効果がすぐに見えにくい」からです。練習や試合の成果は目に見えるけど、セルフケアの効果は長期的にしか現れません。だから、どうしても後回しになってしまうんです。

さらに、保護者や指導者が正しい知識を持っていないと、子どもに適切なサポートをすることができません。練習後に時間や場所が確保できないことも多く、ケアをする余裕すらないケースもあります。

4 アルクができること

ここまでの課題に対して、アルクが果たせる役割は大きいです。アルクは単なるトレーニング施設ではなく、地域に根ざした「コンディショニングの拠点」として機能できます。

科学的な評価と指導

アルクでは、理学療法やスポーツトレーナーの専門知識を活かして、選手一人ひとりの身体を評価します。筋力や柔軟性、動作のクセをチェックし、その結果に基づいて個別のプログラムを提案します。これによって、練習メニューの曖昧さを補い、成長段階に合った負荷をかけることができます。

リカバリーの習慣化

試合や練習後のリカバリーは、少年世代にとって最も不足しがちな部分です。アルクでは、ストレッチやセルフマッサージ、アイシングの方法を実際にプロ選手に提供してきな内容を学べます。さらに、要望があれば、保護者や指導者に向けたセミナーも可能。家庭やチーム全体でケアを支えられる環境をつくります。

チームと家庭の橋渡し

チームは「場の設計」、家庭は「生活の設計」を担当すると、無理なく続きます。アルクはその橋渡し役として、両方をつなぎます。

5 大会シーズンを乗り切るための一週間モデル

例えば、土日に試合があるケースを想定して、一週間の流れを設計します。

  • 月曜:試合翌日。回復と可動域のリセット。軽い循環運動とストレッチ。
  • 火曜:技術メイン。体に過負荷をかけず、ボールタッチや判断系の練習。
  • 水曜:育てる日。股関節や足関節の機能を底上げ。短いスプリントや方向転換。高強度のトレーニング
  • 木曜:つなぎの日。リズムジャンプや低強度のゲーム形式。
  • 金曜:試合前日。体を軽く保ち、睡眠導線を整える。
  • 土曜:試合。立ち上がりの集中を意識しアップ。
  • 日曜:リカバリー、アクティブレストの運動。補食と入浴、呼吸で回復を意識。

この流れをチームと家庭で共有するだけでも、疲労の蓄積は大きく変わります。

「整える」を当たり前にする

大会シーズンを毎週乗り切るには、根性ではなく設計が必要です。練習メニューの曖昧さを減らし、セルフケアを続けやすくし、週ごとに回復の時間を確保する。これだけで、子どもたちの体は軽くなり、試合でのパフォーマンスが安定します。

アルクは、評価、週次の整え、保護者・指導者の伴走という三本柱で、地域の育成年代を支えます。練習量を増やす前に「整える」こと。これが結局、一番の近道です。

子どもたちが笑顔でプレーし続けるために、コンディショニングを主役にしませんか。

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